先行車が急ブレーキをかけた場合の事故の過失割合


先行車が急ブレーキをかけた場合の過失割合

先行者が急ブレーキをかけた場合の事故とは、簡単に言えば追突事故のことです。この事故の過失割合を考える場合、大きく分けて2つのケースが考えられます。一つは、前者が急ブレーキをかけたため事故が発生した場合です。もう一つは、前者が駐停車中で、後者が追突した場合の過失割合です。

まず、前車が急ブレーキをかけ事故が起きた場合の過失割合についてですが、急ブレーキをかけた前車をA車、追突した車をB車とします。A車が、法定速度で普通に走行中、理由なく合図もなく突然に急ブレーキをかけ、後続のB車が避けきれずに追突してしまった場合を想定します。この場合の過失割合はA車20%B車80%です。

このケースで、理由もなく合図もなく突然急ブレーキをかけて事故を起こしたA車の過失割合が20%で、追突したB車の過失割合が80%とは、非常に不公平な気もします。

しかし、道路交通法第26条では、車両等は、同一の進路を進行している車両の直後を進行するときは、その直前の車両等が停止した時においてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、保たなければならない、と規定しています。

この規定があるため、仮にA車が突然急ブレーキをかけて事故が発生した場合でも、悪いのは、前車の急ブレーキにも十分に対応できる車間距離を保っていなかったB車ということになります。

先行車が駐停車中の場合の過失割合

次に、A車が駐停車中で、後続のB車がA車に追突した場合の過失割合は、A車0%B車100%です。なお、A車が発見が非常に困難な場所に駐停車していたとか、A車が駐停車禁止場所に駐停車したいた場合には、B車の過失割合が10%から20%減じられます。

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