対向直進する自転車との事故の過失割合


対向直進する自転車と車の事故の過失割合について

車がセンターラインをオーバーし対向車線に入り、対向車線を走行中の自転車と衝突する事故が起こる場合があります。反対に、自転車がセンターラインをオーバーし対向車線に入り、対向車線を走行中の車と衝突する事故が起こる場合があります。以下では、このような事故の過失割合について考えてみます。

車がセンターラインオーバーをした場合の事故の過失割合について

まず、車がセンターラインをオーバーし、対向車線を走行中の自転車と衝突事故を起こした場合の過失割合は、自転車0%車100%です。この場合は、車対車、車対バイクとまったく同じ過失割合となります。

ただし、自転車が進路変更や減速により、容易に事故を回避できるような状態にもかかわらず、自転車の前方不注視があった場合には、自転車5%車95%となります。

自転車がセンターラインオーバーをした場合の事故の過失割合について

次に、自転車がセンターラインをオーバーし、対向車線を走行中の車と衝突事故を起こした場合の過失割合は、自転車30%車70%です。この場合、車対車、車対バイクでは0%対100%となりますから、自転車側の責任が相当減じられていると言えます。

なお、この場合で、同じ自転車のセンターラインオーバーにより事故が発生した場合でも、自転車が、センターラインオーバーをした上、対向車線を走行する車の直前を横切っていた場合には、過失割合が異なります。この場合の事故の過失割合は自転車50%車50%です。自転車側の過失割合が相当に重くなります。

いずれにしても、自転車のセンターラインオーバーによる事故の過失割合は、車同士の事故や車とバイクの事故に比べて、自転車の過失割合が軽減されており、車と自転車の事故の過失割合における一つの大きな特徴となっています。

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