高速道路での歩行者との事故の過失割合

高速道路での歩行者と車の事故の過失割合

高速道路で歩行者を車がはねてしまう事故が起こることがあります。この事故の場合の過失割合について考えます。なお、このタイプの事故には、被害者である歩行者の状況に応じて、3類型があります。

その3類型の第1は、侵入が禁止されている高速道路上(自動車専用道路を含む)に侵入してきた歩行者と車の事故の場合です。この事故の過失割合は、歩行者20%車80%です。一般道では、同様の事故の場合、歩行者の過失割合はそれほど高くはならないのでが、高速道路上での事故の場合、その過失割合は非常に高くなります。

その3類型の第2は、事故車やガス欠、エンジントラブルなどの故障車の搭乗者で、高速道路上を歩行中の歩行者と車の事故の過失割合です。この事故の過失割合は、歩行者50%車50%です。なお、この割合となるには、歩行者が、非常措置をとる目的で、駐停車中の車をある程度離れる場合という条件が付きます。

その3類型の第3は、高速道路上の工事や清掃、事故の実況見分などの目的で、高速道路上で作業中の歩行者と車の事故の過失割合です。この事故の過失割合は、歩行者30%車70%です。この場合の過失割合は、ほかの類型に比べて、事故を起こした車側の過失割合が高くなるのが特徴です。

高速道路内での歩行は非常に危険です。

高速道路は、車両が高速で走行しているため、歩行者にとっては大変危険な場所です。特に、乗っていた車両の事故や故障により、やむを得ず高速道路内を歩行することもあるかもしれません。その場合には、重大な危険が伴いますから、細心の注意を払わなくてはなりません。

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