告知事項
自動車保険を契約する際には、車の所有者やノンフリート等級などに関する事実確認とも言える告知事項の記載があります。告知事項について正しく答えることで、自動車保険の契約ができ、万が一の際にも補償や保険金を受け取ることができます。
しかしもし虚偽の告知を行なうと告知義務違反とみなされ保険契約が無効となってしまいます。こうした自体を避けるために告知事項には正直に答えることが大切です。
告知事項の条項
告知事項にはいくつかの条項があります。1つ目は被保険自動車の用途や車種、登録番号です。登録番号も正しく答えなければなりませんから、車検証を確認して間違いがないかを調べる必要があります。
次は被保険自動車の使用の目的についてです。自家用なのかもしくは業務で使用するのかなどの告知を行ないます。業務使用の場合、車の運転時間が増えると事故発生率が高くなるためそれを確認する項目が設定されています。
3つ目は記名被保険者の住所、名前、生年月日です。正しい住所を記入します。次は被保険自動車の車名と型式です。記入間違いがないかどうかを車検証で確かめてください。加えて被保険自動車の初年度登録年度および月を記入します。これらの事項はすでに印字されている場合もありますから、申込書をよく見て内容を確認してください。
告知事項には他にも今の契約している保険会社名、証券番号、保険事故件数、ノンフリート等級、車の改造の有無や修理の有無などについても記載があります。それぞれの項目に正しく告知する必要がありますから、記憶だけに頼らずに正直に答えるようにしてください。
さらに過去13ヶ月以内の保険解除歴や重複契約の有無なども告知事項に含まれます。告知事項に故意に違反すると自動車保険契約ができなくなる恐れがあります。これくらいは大丈夫だろうという安易な気持ちで告知義務違反をすることがないようにしてください。また告知内容で不明な点や、内容について確認する必要が有る場合には保険代理店や保険会社の問い合わせ窓口へ連絡してください。