等級をスムーズに引き継ぐために知っておくべき引き継ぎ条件

車と女性

ノンフリート等級を使って自動車保険料を安くする方法は、保険内容を削ることなく保険料を安くできるので非常に優れた方法です。割引率についても最上級の20級で、保険料が63%も割引かれるので、割引率も非常に大きくなっています。しかも、このノンフリート等級は一定の要件を満たし場合には他人に譲ることができます。

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自動車保険の等級を引き継げる条件

ノンフリート等級は一定の条件を満たした場合に記名被保険者以外の者に引き継ぐことができます。その条件とは以下のとおりとなります。

まず、ノンフリート等級の引き継ぎを受ける者の関する条件ですが、その引き継ぎを受ける者は以下のいずれかに該当する必要があります。

自動車保険の補償は記名被保険者の別居の未婚の子までに及ぶのが原則ですが、ノンフリート等級の引き継ぎは、記名被保険者の別居の未婚の子に対してはできませんので注意が必要です。家族間でノンフリート等級の引き継ぎができるのは同居の親族に限定されています。たとえ自分の子であっても、別居していれば引き継ぎの対象と名なりませんので注意が必要です。

次に、ノンフリート等級を引き継ぐためには、前契約の満期日又は契約日から起算して7日以内に契約を継続する必要があります。前契約の満期日から7日が経過してしまうと前契約のノンフリート等級は引き継ぐことができず、新しい契約でのノンフリート等級は原則として6級となります。

自動車保険で等級の引き継ぎができないケースについて

自動車保険でノンフリート等級の引き継ぎができないケースは、引き継ぎを受ける者が別居している場合です。たとえば、大学進学を機に地元を離れた未婚の子が、転居先で免許を取って自動車を購入しその自動車に保険をかける場合には、父親のノンフリート等級は引き継ぐことはできません。

記名被保険者の別居の未婚の子が契約車両を運転中に起こした事故に関しては、記名被保険者の自動車保険から補償を受けることができますが、ノンフリート等級の引き継ぎに関しては、記名被保険者の別居の未婚の子はその対象となっていません。その引き継ぎを受けるためには同居の家族である必要があります。

保険期間中又は保険契約の更新の際に記名被保険者を変更する場合があります。記名被保険者を変更した場合でも変更後の記名被保険者が変更前の記名被保険者の同居の親族である場合には、前の記名被保険者のノンフリート等級が引き継がれるのが原則です。

しかし、記名被保険者を同居の親族に変更する場合でも、同時に契約車両も変更する場合にはノンフリート等級の引き継ぎができないこともあります。記名被保険者を同居の家族に変更する場合で、ノンフリート等級を確実に引き継ぐためには契約車両はそのままにする必要があります。契約車両を変更してしまうと、ノンフリート等級の引き継ぎができないで新規加入の6等級となり、保険料を安くすることができない場合もあります。

記名被保険者が死亡したケースでは引き継ぎがしやすい

記名被保険者が死亡した場合又は高齢で免許を返上した場合には、ノンフリート等級の引き継ぎは非常に簡単に行えます。ただし、死亡した方又は免許を返上した方のノンフリート等級が7級以上でないと等級を引き継ぐ意味がありません。高齢ドライバーの方が事故を立て続けに起こしたために免許を返上した場合には、このケースに該当することがあります。

ノンフリート等級を引き継ぐためには、死亡または免許返上で保険契約を解約した日から7日以内に引き継ぎの手続きを行わなくてはなりません。高齢による免許返上の場合には急いで手続きをすると言うことは可能でしょうが、死亡の場合にはバタバタしていて、7日以内にノンフリート等級の引き継ぎ手続きを行うことは難しいかもしれません。

ノンフリート等級の引き継ぎで保険料はどのくらい安くなるか?

車とお札

ベテランの運転者である年配の父親のノンフリート等級が20級で、同居の息子が免許を取得した直後に自動車を購入しその自動車に保険をかけるとします。新規加入者のノンフリート等級は原則6等級(セカンドカー割引適用で7等級)です。ちなみに、20級の割引率が63%で6級の割引率が19%です。

自動車免許取り立てで年齢の若い息子の保険料の基本料金は非常に高い水準となります。一方、ベテラン運転者で年齢の高い父親の保険料は低く設定されています。ノンフリート等級割引も、父親が20級の63%で息子が6級の19%ですので、割引適用後も何もしなければこの保険料の差は変わりません。

ノンフリート等級は一定の条件を満たした場合他人に引き継ぐことができます。このケースで、父親の自動車保険料の本来価額が50,000円で息子の自動車保険の本来価額を200,000万円とします。普通にノンフリート等級を適用した場合、2人合計の保険料は合計180,500円となります。

  • 父親分:50,000円×(100%-63%=37%)=18,500円
  • 息子分:200,000円×(100%-19%=81%)=162,000円
  • 合計:18,500円+162,000円=180,500円

ノンフリート等級は一定の要件を満たした場合他人に譲ることができます。上記のケースで父親が自分のノンフリート等級を息子に譲り、自分は新規加入の6等級の適用を受けるとします。すると2人合計の保険料の合計額は114,500円となります。

  • 父親分:50,000円×(100%-19%=81%)=40,500円
  • 息子分:200,000円×(100%-63%=37%)=74,000円
  • 合計:40,500円+74,000円=114,500円

ノンフリート等級を引き継ぐ手続きはそれほど難しくありません。このケースではノンフリート等級を入れ替えただけで2人合計の保険料は66,000円も安くなります。これを利用すれば、息子の方にフル保障の車両保険を付けても、保険料はそんなに高くならないので大きなメリットを享受できます。

家族間でのノンフリート等級の引き継ぎ手続き

大家族


家族間でノンフリート等級の引き継ぎをしたい場合には、代理店型であっても通販型であっても、保険会社の担当者に連絡してその担当者の指示にしたがっていれば意外と簡単にできます。ただし、その手続きの流れを知っていれば、より手続きが容易になりますので以下に簡単に説明します。

ノンフリート等級を引き継ぐのはどういうケースか

ノンフリート等級を引き継ぐケースとして一番わかりやすいのが、高齢ドライバーの方が免許を返上する際に、それまで加入していた自動車保険のノンフリート等級を同居の親族のうちの誰かに譲るという場合です。

父親のノンフリート等級が高いケースで息子が新しく自動車保険に加入する場合も、父親のノンフリート等級を息子に譲ることができます。このケースでは引き継ぎというよりも、ノンフリート等級の交換といったほうが良いかもしれません。

親の等級を子供に引き継ぐ場合

子供が免許を取り立てで新しく自動車保険に加入するケースで親の自動車保険のノンフリート等級が高いと、親のノンフリート等級を子供に譲ることで、親子トータルでの保険料を下げることができます。このように親の等級を子に引き継ぎ場合の手続きは以下のとおりです。

  • 1. 親の車Aから子供の車Bへ、車両入替申請をする
  • 2. 車Bへの車両入替後、保険名義を親から同居の子供に替える
  • 3. 親の車Aは、親の名義で任意保険に新規加入する

自分がもう車に乗らないので同居の親族に等級を譲る場合

高齢ドライバーの方が高齢を理由に免許を返上した場合で、その等級が高い場合には同居の親族で自動車を運転する方がいれば、その方にその高い等級を引き継ぐことができます。このように自分がもう車に乗らないので、同居の親族に等級を譲る場合の手続きの流れは以下のとおりとなります。

  • 1. 大きい等級の車A(本人)と小さい等級の車B(親族)で車両入替申請をする
  • 2. 同時に、車Bの保険は解約する(7級以上であれば、中断証明書を取得)
  • 3. 車Bへの車両入替後、保険名義を本人から同居の親族に替える
  • 4. 車Aは廃車手続きに移行する

ノンフリート等級の引き継ぎには2種類ある

ノンフリート等級の引き継ぎといった場合一般的には2つの意味があります。

  • 保険会社間での等級引き継ぎ
  • 同居の家族間での等級の引き継ぎ

保険会社間での等級引き継ぎ

保険会社の等級引き継ぎとは、たとえば、今まで代理店型の自動車保険に加入していたというユーザーの方が、翌期からは通販型の自動車保険に加入するというような場合です。

保険会社間の等級引き継ぎについては、ほとんどの場合で前の会社での契約で適用されていたノンフリート等級が、新しい会社での契約に適用されます。一部の共済組合の自動車保険から通販型の自動車保険に乗り換えた場合に、等級引き継ぎができないケースがありますが、それ以外の場合にはノンフリート等級は会社間で引き継がれるのが原則です。

同居の家族間での等級の引き継ぎ

同居の家族間でのノンフリート等級の引き継ぎとは、死亡や免許返上によって自動車保険契約を解約する方が、同居の家族で自動車を運転する者がいる場合、そのノンフリート等級をその同居の家族に譲るというケースです。

保険会社間のノンフリート等級の引き継ぎは常に可能なのが原則ですが、家族間のノンフリート等級の引き継ぎは一定の要件を満たした場合のみ可能です。家族間のノンフリート等級の引き継ぎの場合には、解約する方のノンフリート等級が引き継ぎを受ける方のノンフリート等級より1級以上高くないと意味がありませんし、引き継ぎを行うためには引き継ぎ先が同居の家族である等の要件もあります。

自動車会社間で等級を引き継ぐ際には解約手続きが必要

最近は通販型の自動車保険の方が割安なので、代理店型から通販型に保険を切り替えるユーザーの方が大勢いらっしゃいます。そこで気になるのが、保険会社を乗り換えた場合に、せっかく無事故で積み上げてきたノンフリート等級がきちんと引き継がれるかどうかということです。

基本的には、保険会社同士で乗り換えた場合にノンフリート等級が引き継がれるのが原則です。なお、自動車保険の運営団体としては、普通の自動車保険会社の他、JA共済、教職員共済、全国自動車共済、全労済などの共済組合もありますが、共済組合の一部と普通の自動車保険会社間で乗り換えた場合には、等級引き継ぎができないケースもあります。

共済組合の自動車保険に加入している場合、ノンフリート等級による割引やその他の各種の割引のほか、団体割引が適用されるので保険料が割安になっています。共済の自動車保険に加入している方が他の自動車会社に乗り換えるということは、それほど多くはないかもしれませんが、そういった場合には、ノンフリート等級が引き継がれないこともあるので注意が必要です。

会社間で等級引き継ぎを行う場合の注意点

自動車保険会社間で保険を乗り換える場合等級が引き継がれるのが原則ですが、一定の場合には、等級が引き継がれないこともあります。また、等級が引き継がれるが等級アップが遅れてしまうこともあります。保険会社間で自動車保険を乗り換える場合には、そういった事項に注意して乗り換えで損をしないようにしなくてはなりません。

前の保険の解約日の翌日から7日以内に、新規加入手続きをする

保険会社同士で乗り換える場合に注意すべき事項としては、まず、前の会社の保険の解約日の翌日から起算して7日以内に新しい会社と契約を行わないと、ノンフリート等級の引き継ぎができなくなるという点です。

自動車の運転を止めてしまったわけではなくただ単に保険会社を乗りかえる場合には、前の保険会社の保険解約日と新しい保険会社との契約日の間に期間が開くとその期間については自賠責保険のみの補償となるので、万が一重大事故を起こしてしまった場合、大変なトラブルに巻き込まれる可能性があります。

前の保険の解約日と後の保険の加入日の間に間が開くと等級引き継ぎができなくなる恐れがあるだけでなく、保険金を受け取れなくて重大なトラブルに巻き込まれることもあるので十分な注意が必要です。そのため、自動車保険会社を乗り替える場合には、前の保険の保険期間と後の保険の保険期間に切れ間が生じないようにします。

一般的には、保険会社は、保険期間の満了日の1か月程度前に契約の満期日及び契約更新手続きの案内を、ユーザーのもとに郵送します。乗り換えを検討される場合、その案内が来てからということになるでしょう。そうすれば、今まで契約していた会社の保険の内容と乗り換え先の保険会社の保険の内容も容易になりますし、保険乗り換えの手続きが遅れて等級引き継ぎができないということもないでしょう。

乗り換えは保険期間満了のタイミングで行うとよい

保険期間の途中で保険会社の乗り換えを行った場合ノンフリート等級の昇給が遅れてしまいます。たとえば4月1日から翌3月31日までが保険期間である保険会社Aの自動車保険を、保険期間の途中である10月1日に解約したとします。解約と同時に保険会社Bの保険に加入したとします。

このケースで保険会社Bの最初の保険期間の満了日が翌年の9月30日だとすると、ノンフリート等級を1級上げるためには、A社との最後の契約の保険期間の始期である4月1日からその翌年の9月30日までの1年6か月間、無事故で経過する必要があります。

A社との最後の契約の保険期間の満了日にB社に乗り換えた場合には、A社の最後の保険期間を無事故で経過していればその時点で1級上がります。その後、B社の最初の保険期間を無事故で経過すればさらにもう1級上がります。

契約期間の途中で他の自動車会社に乗り換えた場合にはノンフリート等級の昇給が遅くなり、ユーザーは損をすることになります。保険期間の途中で会社を変更すべき特別な事情がなければ、保険会社の乗り換えは、現在契約中の保険会社の保険期間が満了してからということになります。

ノンフリート等級のリセットには13カ月必要

新規に自動車保険に加入した方が短期間に立て続けに重大事故を起こして保険を使うと、ノンフリート等級は最低の1級になります。1級の割増率は63%ですので、本来の自動車保険料金の6割以上の高い保険料を請求されることになります。ノンフリート等級1級の方が、新規加入者に適用される6級に戻るには、連続5期(5年間)無事故で保険期間を経過する必要があります。

ノンフリート等級1級の方が一度保険を解約し、新規に保険に加入すればすぐに6級に戻るのではないかと、すぐに思いつきます。しかし、それほど甘いものではありません。ノンフリート等級がリセットされて、6級に戻るためには最初の保険の解約から13か月を経過している必要があります。

ユーザーはその期間は自動車を運転することはできません。より正確に言うと、車検を通っていれば自賠責保険はかかっていることになりますから運転をしても違法ではありませんが、万が一の重大事故の際に十分な保険金を受け取れませんから、運転を控えた方が良いということになります。

公共交通網の発達している都会で暮らしており、自動車の利用目的が主にレジャーだという方であれば、待機の13か月間について自動車を使わなくても何とかなると思いますので、そのような場合には、保険を解約して下がった等級をリセットする方法も現実性を帯びるかもしれません。

自動車を運転しなくなったら、「中断証明書」を取っておく

海外に長期間滞在するためなどの理由で日本国内で自動車を運転しなくなるために、自動車保険の解約手続きと廃車手続きを行うことがあります。このケースで、同居の親族等にノンフリート等級を譲るなどしない場合には、保険会社から「中断証明書」を取得しておくとよいでしょう。

この「中断証明書」を取得しておくと、保険の解約から10年以内に自動車を再び運転する機会があれば、その際の自動車保険の再加入時に、前の保険で適用されていたノンフリート等級を引き継いでもらうことができます。「中断証明書」の発行には、陸運局が交付する「登録事項等証明書」も必要になりますので、交付請求の前に廃車手続きを済ませておく必要があります。

「中断証明書」の取得ができるのは解約時点での自動車保険のノンフリート等級が7級以上の場合です。解約する保険のノンフリート等級が6級以下だと、新規加入時の等級は6級ですから「中断証明書」を取得して等級を引き継いでも、まったくメリットがありません。そもそも、解約する保険の等級が7級以上ないと「中断証明書」は発行されません。

ノンフリート等級は自動車保険を安くするためのもっとも重要なツールです。長年無事故で積み上げてきた級数は、他人に譲ったり新しい会社に引き継いだり10年以下の期間で保存したりと、さまざまな方法で活用できます。新規の6級から最上級の20級まで上げるには最速でも14年間必要になります。この貴重なノンフリート等級を有効に活用して、保険料の大幅割引をぜひ獲得したいものです。

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