等級によって保険料の割引率はこんなに違う!最大割引率は?

車の模型を持つ女性

保険料を安くするもっとも確実な方法は、長期間無事故で自動車を運転しノンフリート等級が上げる方法です。自動車保険料を安くする方法の多くは保険内容を薄くして保険料を下がるという方法ですが、ノンフリート等級を使えば保険内容を充実させた状態で保険料を安くすることができます。

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ノンフリート契約とはどういう意味か

フリートとは本来は「船団」を意味する言葉ですが、自動車保険では10台以上の自動車をまとめて1つの保険契約で保険に加入させる場合をフリート契約といいそれ以外の契約をフリートでないノンフリート契約といいますが、このような意味で使われます。

タクシー会社などは1つの会社で10台以上の自動車を保有しているところがありますが、そのような会社では会社が保有しているすべての自動車を1つの契約で保険に加入させます。一方で個人の方であれば10台以上の自動車を保有しているという方は特別な方だと思いますから、普通はまとめてではなく1台1台個別に自動車保険に加入します。

自動車保険において保険会社とフリート契約を結ぶのはタクシー会社や運送会社などの事業主が中心です。自動車の個人ユーザーの方が保険に加入する場合にはほとんどのケースでノンフリート契約になります。

フリート契約にもノンフリート契約にも、それぞれ事故によって保険を使った回数の多寡によって、保険料を割増ししたり割引したりする制度がありますが、ノンフリート契約においてはこの制度のことをノンフリート等級制度と呼びます。ノンフリート等級制度は個人ユーザーの自動車保険料の水準を決定する際に大きく関係してきます。

自動車保険の保険料はノンフリート等級で変わる

車とお金


ノンフリート制度とは事故歴に応じた保険料の割引・割増しを適用する制度です。新規契約の場合にはノンフリート等級の6級が割合てられます。無事故の保険期間が続くとノンフリート等級が少しずつ上昇し、最終的には20級まであがります。反対に、保険期間中に事故を起こしてしまうとノンフリート等級は下がります。毎年のように事故を起こしていると最低の1級になります。

ノンフリート等級には級ごとに割引率又は割増率が設定されています。自動車保険料は本来の自動車保険料の金額にノンフリート等級にもとづく割引率を乗じて計算した金額となります。たとえば初めて自動車保険に加入する方の本来の自動車保険料金が100,000円だとすると、新規加入者のノンフリート等級は6級で割引率は19%なので、100,000円×(100%-19%=81%)=81,000円が保険料の金額となります。

各クラス別のノンフリート等級の割引・割増率について

ノンフリート等級による割引率(事故係数が関係しないクラス)を表にまとめると以下のようになります。

級数 割引(割増)率
1級 64%割増
2級 28%割増
3級 12%割増
4級 2%割引
5級 13%割引
6級 19%割引

ノンフリート等級による割引率(事故係数が関係するクラス)を表にまとめると以下のようになります。

級数 無事故係数の割引率 事故有係数の割引率
7級 30% 20%
8級 40% 21%
9級 43% 22%
10級 45% 23%
11級 47% 25%
12級 48% 27%
13級 49% 29%
14級 50% 31%
15級 51% 33%
16級 52% 36%
17級 53% 38%
18級 54% 40%
19級 55% 42%
20級 63% 44%

無事故係数と事故有係数について

ノンフリート等級は新規加入時点では必ず割引率19%の6級が割り当てられます。無事故の保険期間を重ねるごとにノンフリート等級は少しずつ上昇し、より高い割引率の適用を受けることができるようになるわけですが、各等級による割引率には無事故係数に係るものと事故有係数に係るものの2種類があります。

ノンフリート等級は保険期間(原則1年間)を無事故で経過すると1等級あがります。一方で保険期間に交通事故を起こしてしまい保険を使った場合には1等級又は3等級ダウンします。無事故でノンフリート等級が上がった場合にその上がった等級で適用される割引率は無事故係数の割引率になります。一方で事故を起こして等級が下がった場合に適用される割引率を事故有係数の割引率になります。

自動車保険に新規で加入された方が最初の保険期間を無事故で経過した場合、次年度から適用されるノンフリート等級は7級となり、この場合には無事故係数の割引率が適用されるので割引率は30%となります。一方でノンフリート等級10級の方が大きな交通事故を起こしてしまいある保険年度で保険を使ってしまった場合、この方の翌期のノンフリート等級は3級下がって7級になります。

同じ7級でも事故を起こして上から下がってくる7級の場合には、事故有係数の割引率が適用されて20%の割引となります。重大事故を起こして等級が3級下がると事故有係数が3年間適用となりますから、仮に等級が上がったとしても最低で3年間は事故有係数の方の割引率が適用されることになります。

事故を起こせば翌年から等級が下がる

車の衝突事故


ある保険年度に事故を起こし保険を使ってしまうとノンフリート等級が3級又は1級下がります。大きな事故を起こして保険を使った場合には3級下がり、比較的小規模な事故で保険を使った場合には1級下がります。

たとえば、以下のような事故を起こして保険を使った場合ノンフリート等級は3級下がります。

  • 他人に怪我を負わせてしまい、対人賠償保険金が支払われた
  • 他人の自動車や物を壊してしまい、対物賠償保険金が支払われた
  • 建物やガードレールに自動車をぶつけてしまい、車両保険が支払われた

以下のような事故を起こした場合にはノンフリート等級は1級下がります。

  • 自動車が盗まれて車両保険金が支払われた
  • 車体に落書きされるなどのイタズラがあり、車両保険金が支払われた
  • 自然災害などで車両が損壊し、車両保険が支払われた

ちなみに、以下のような事故をノーカウント事故といい、保険期間中に以下に該当するような事故を起こした場合にはノンフリート等級は下がりません。

  • 自分や搭乗者が自動車事故でケガを負い、人身傷害保険金等が支払われた
  • 原付事故でファミリーバイク特約が支払われた
  • 愛犬が他人にかみついて、個人賠償責任保険特約の保険金が支払われた

等級が下がると事故有係数がしばらく適用される

ノンフリート等級の各クラスに割り当てられる割引率には、割引率が大きい無事故係数の割引率と割引率が小さい事故有係数の割引率の2つがあります。重大事故を起こしてノンフリート等級が3ランク下がった場合には、事故有係数の割引率が3年間適用されます。

ノンフリート等級の10級の方が重大事故を起こして7級に下がった場合には、下がった保険期間とその翌保険期間及びその翌々保険期間の3年間は、事故有係数の等級が適用されます。仮に下がった時の保険期間とその翌保険期間及びその翌々期に無事故であったとすれば、ノンフリート等級は7級から8級及び8級から9級及び9級から10級にに上がりますが、その各保険期間は、各級の割引率の低い事故有係数の割引率が適用されます。

比較的軽い事故で保険を使った場合でノンフリート等級が1級下がった場合には、事故有係数の適用期間は1保険期間のみなので、等級がダウンした保険期間を無事故で経過すれば翌期以降は無事故係数の割引率が適用されます。同じ保険期間に2回重大事故で保険を使った場合には、6等級ダウンの事故有係数の等級割引率適用期間が6年間と非常に重いペナルティを受けるので十分な注意が必要です。

自動車保険の解約の際には中断証明書を取得しておく

保険契約の書類


自動車を廃車にするので自動車保険解約をする際に再び自動車に乗る可能性があるとすれば、保険会社から「中断証明書」の交付を受けておくといいでしょう。この「中断証明書」があれば、廃車時点でのノンフリート等級を再び自動車保険加入する際に(解約から10年以内)引き継ぐことができます。

廃車時点のノンフリート等級が、初回契約の際に適用される等級である6級より1つ上の7級(無事故係数の場合)であったとしても、割引率は30%なので6級の19%よりも1割以上お得です。事故有係数の7級は割引率が20%なので、6級と比較して1%しか特にならないので、手間を考えると中断証明書の取得をしない方が良いかもしれません。

解約前に事故を頻繁に起こしてノンフリート等級が6級以下になっている場合には、中断証明書をもらって前契約のノンフリート等級を引き継ぐメリットがまったくありません。そもそもこのケースでは保険会社に中断証明書の交付請求を行っても、保険会社の方で証明書を発行してくれません。解約する自動車保険のノンフリート等級は契約書を見れば記載されていますので、それで確認することができます。

中断証明書の発行手続きについて

自動車を廃車にする際にその車両に適用されていたノンフリート等級を引き継ぐために、中断証明書を取得する場合にはまず以下の書面を用意します。

  • 中断証明書発行依頼書
  • 中断前の自動車保険証の写し
  • 自動車保険に加入していた車両を廃車、譲渡等したことを証する書面

中断証明書発行依頼書は加入していた自動車保険会社の窓口などで交付を受けることができます。また、保険に加入していた自動車を廃車・譲渡したことを証する書面には、陸運局が交付する「一時抹消登録証明書」や「登録事項等証明書」がこれに該当します。

中断証明書発行手続きで陸運局が発行する「一時抹消登録証明書」や「登録事項等証明書」が必要だということは、中断証明書の発行手続きをする前に廃車手続きや譲渡手続きを完了していなければならないことを意味します。反対から言うと「中断証明書」の発行手続きは廃車・譲渡手続きの終了後に行う必要があります。

書面の準備が整ったら、中断証明書発行依頼書に必要な事項を記入しその他の必要書類を添えて、加入していた自動車保険会社に送付します。その後に自動車保険会社から中断証明書が送られてきます。

ノンフリート等級を活用して保険料を安くする方法について

ノンフリート等級を利用して保険料を安くする方法は、保険内容を削ることなく保険料を安くすることができるので、もっとも効率の良い方法ということができます。割引率についても最上級の20級では63%と本来の保険料の半分以下の水準で保険を利用することができます。ノンフリート等級は自動車保険を安くすることを考える際にもっとも重要な事項であるとも言えます。

ノンフリート等級を利用して保険料を安くする方法としては以下の3つが考えられます。

  • 低い等級をリセットする方法
  • セカンドカー割引を利用する方法
  • 家族のノンフリート等級を引き継ぐ方法

低い等級をリセットして保険料を安くする方法

車のイメージ


新規に自動車保険に加入された方が、短期間に重大事故を連続して起こすとノンフリート等級は1級に下がります。ノンフリート等級の1級の割増率は63%なので、たとえば本来の自動車保険料が100,000円の方のノンフリート等級が1級の場合には、保険料は163,000円の水準となります。

ノンフリート等級が低すぎると保険料の負担が重くなり大変です。その場合には、一度自動車保険を解約して解約した保険の保険期間の満了日から13か月を経過後に再び保険に加入すれば、ノンフリート等級をリセットして再び6級からスタートすることができます。

この方法を採用すると、保険期間の満了日に解約した場合に解約してから13か月間は自動車に乗れないことになりますから、通勤が通学で自動車を利用される方は利用できないかもしれませんが、都会にお住まいの方で自動車の運転ができなくても公共交通機関を使えば何とか生活できるという場合には利用可能です。

等級をリセットしても、すぐに重大事故を立て続けに起こしてノンフリート等級を下げてしまう場合には意味はありませんが、待機の13か月間に十分に反省してリセットを機に安全運転を心がけ、今後はノンフリート等級が6等級以下にならないように心がけるのであれば、このリセットも有益なものになるでしょう。

セカンドカー割引を利用して保険料を安くする方法

ガレージに駐車する車


すでに保険に加入している自動車を1台持っている方が2台目を購入した場合、一定の要件を満たすと、2台目にかける自動車保険の加入時点のノンフリート等級を7級とすることができます。

2台目の車両の自動車保険を7級から開始するための要件とは以下のとおりです。

  • 1台目の等級が11等級以上である
  • 2台目の車両について、記名被保険者及び所有者が個人である
  • 2台目の記名被保険者が、本人、配偶者、同居の親族である
  • 1台目と2台目の自動車が特殊自動車でないこと

この方法を利用するためには1台目の車両のノンフリート等級が11級以上であることが必要になるため、1台目の車両のノンフリート等級が低い場合には利用することはできません。しかし、1台目の車両のノンフリート等級が11級以上ある場合には、2台目の自動車保険を30%割引の7等級から始めることができるので、ぜひ利用したい方法です。ちなみに、この割引のことをセカンドカー割引といいます。

家族のノンフリート等級を引き継いで保険料を安くする方法

車窓から顔を出すビジネスマン


同居の親族に自動車保険の加入者がいるという方が新規に自動車保険に加入するという場合、新規加入者が同居の家族が加入しているノンフリート等級を引き継ぐことができます。たとえば、父親が自動車保険に加入していてそのノンフリート等級が20等級だとします。同居しているその息子が新しく自動車保険に加入するという場合、この息子は父親の等級を利用することができます。

このケースでは、新規に加入する息子の自動車保険のノンフリート等級が20等級、父親のノンフリート等級が6級となりますが、免許取り立てで年齢の若い息子の保険料は高く、運転のベテランで年齢の高い父親の保険料は安くなる傾向があります。ノンフリート等級の引き継ぎを行うと、保険料の高い方に高い割引率が適用され、保険料の低い方に低い割引率が適用されるため、2人のトータルでは保険料が節約できます。

家族にノンフリート等級を引き継ぐ方法とセカンドカー割引は併用することができますので、家族のうち最初に自動車保険に加入した方のノンフリート等級が11級以上の場合には、新しく加入する方のノンフリート等級を7級として引き継ぎ(双方の等級の交換)を行うこともできます。

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